朝弁慶が稽古場で引っ張りだこ!高砂部屋の名コーチに他の部屋からも

日刊スポーツより

高砂部屋の朝弁慶がモテモテという情報を日刊スポーツから得ました。

なんでも、ぶつかり稽古で相手に胸を出す役割なんですが、それが実に巧妙なんだそうです。

他の部屋の親方衆に「稽古をつけてやってくれ」と、ことごとくお願いされるのです。

幕下の34歳。最高位は西十両7枚目で、関取を計8場所務めたベテランなんんですが。

何でそんなに人気なのかというと

ぶつかり稽古での胸出し方が実にうまいんだとか。

ただ胸を出して相手を受け止めるだけでなく、各力士の力量や押す力を瞬時に見抜くのだそうです。
土俵際の最後の一押し、もう一踏ん張りの力を出させたところで、土俵を割るんです。

高砂部屋の中では最身長の190センチ、そして体重も2番目に思い重い169キロ。

押し切った力士に自信を植え付けるのに、うってつけの大きさと重さを持っているんです。さらに、随所で当たる角度、より力の出る押し方を相手力士にアドバイスしてくれるんだとか。

まさに「関取養成の達人」なんですね。

新入幕の豪ノ山は、高砂部屋へ出稽古のたびに朝弁慶に胸を借りて強くなったようです。

上の画像がそうです。

 

(武隈親方=元大関豪栄道)が『朝弁慶を連れて帰りたい』って言ってました」と、笑顔で朝弁慶に報告していた。事実、武隈親方は「朝弁慶、頼む!」と両手を合わせ、豪ノ山だけでなく、幕下以下の力士にも胸を出すようお願いしていた。同様の光景は、東京開催の場所でもよくあり、出稽古に来ることが多い鳴戸親方(元大関琴欧洲)も「よろしく!」と、十両欧勝馬らの“指導役”として朝弁慶を指名していた。もはや他の部屋の親方衆にとっては、朝乃山と相撲を取らせること以上に、ぶつかり稽古で、弟子に朝弁慶に胸を借りさせることが目的となっている。 「日刊スポーツより」

 

朝弁慶力士情報

四股名 朝酒井 → 朝弁慶
本名 酒井 泰伸

生年月日  1989年2月12日(34歳)
出身  神奈川県平塚市
身長 189.9cm
体重 168.8kg

四股名歴  朝酒井 → 朝弁慶
所属部屋 高砂部屋
得意技 押し・寄り

初土俵 2007年3月場所
趣味 映画鑑賞、読書

日刊スポーツより

朝弁慶 「自分は、胸を出して支えることぐらいしかできない。先代によく言われていた『強くなったら自分が得をする』というのは本当だと思う。いくら僕が胸を出して、みんなが強くなったからといって、僕が得するわけじゃない。でも、僕からしたら、みんなかわいい後輩なんです」

そんな朝弁慶の弟弟子思いの性格や“指導者”としての適性は、現師匠の高砂親方(元関脇朝赤龍)も分かっている。高砂親方が現役時代は8年近くも、付け人を務めた間柄だ。

朝弁慶 「特に師匠から(コーチのような役割をしてほしいと)言われたわけではないです。でも、言わなくても、お互いに分かっていますから」

「日刊スポーツより



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