新十両・風賢央厳太(かぜけんおう・げんた)、四股名の由来と経歴は?

新十両・風賢央(かぜけんおう)の四股名は何処からきているのか気になって調べてみました。

風は押尾川部屋の力士がほとんどつける師匠の現役時代の四股名(豪風)の風からきています。

賢は野村高校時代の恩師の名前から、そして央は母校・中央大学からということなんだそうです。

それにしても風賢央は
西の幕下13枚目で5勝2敗と勝ち越して東の6枚目まであがった時点で3場所続けて負け越しました。

5勝2敗と勝ち越し再び西の13枚目まで上がってきたら

いきなり7戦全勝優勝ですからどうなってるの?ということなんです。

どうやらこの変わり身は同世代の新入幕優勝を飾った尊富士や、

優勝を争った大の里に負けたくないという反骨心の現れではないかと思うのです。

親方から「稽古に励めばいずれ追いつく」と諭されたようです。

風賢央の幼少のころ

生まれは広島市安佐北区亀山ですが2歳まで過ごした後、父親の転勤に伴い

あちこちと移住しました。

サッカー、空手、柔道となんでもするスポーツ少年でしたが

小学校5年の時に通い始めた春日館相撲道場で相撲一筋となったようです。

そのため相撲を始めた愛媛県が出身地として登録されています。

野村高等学校では3年の時に国体個人の部で準優勝しました

大学は中央大学法学部法律学科に進学、2年時に全日本大学選抜相撲宇和島大会2019年4月)で団体優勝、全日本選手権でベスト16を記録しています。、

主将を務めた4年時には全国学生選抜大会個人ベスト16の戦歴があります。




風賢央の経歴

大学4年の時から誘われていた大相撲の押尾川部屋(元関脇・豪風
に入門。

初土俵は2022年の3月場所でした。
押尾川部屋にとっては、2022年2月7日付の部屋創設以来
初めての新弟子です。

番付に載った5月から連続で6勝1敗の好成績を上げ
そのあとも4勝3敗、5勝2敗と連読で勝ち越しを決め西の幕下6枚目まで番付を上げました。

ところが、そこからどういうわけか3場所続けて負け越すのです。

番付はまた東の26枚目まで下がってしまいました。

そして、そこで再び5勝2敗と勝ち越すと、

西の13枚目に戻った令和6年の3月場所、なんと7戦全勝で
幕下優勝を決めたのです。

これには正直、ビックリしました。

上からの降格者の関係もあり、また全勝優勝だったことから

5月場所にめでたく新十両となったのです。

プロフィール

風賢央(かぜけんおう げんた)

所属部屋: 押尾川部屋
本名: 住木  厳太(すみき げんた)
四股名履歴: 風賢央
生年月日: 平成11年6月4日 (24歳)
出身地: 愛媛県西予市
身長・体重: 186 cm・157 K
得意技: 押し
初土俵: 令和 四年 三月場所
新十両: 令和 六年 五月場所

押尾川部屋とは

師匠:押尾川玲(委員) 元関脇 豪風(たけかぜ)
出身地:秋田県

所属力士:
十両   風賢央

幕下   矢後  風の湖

三段目  天風  風栄大  風祐城

序二段  飛燕力

序ノ口行司:  式守 風之助

一等床山:  床豪

世話人:  錦風 真吾  (元幕下筆頭 錦風)



コメント