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大相撲jpより
藤青雲は令和5年の五月場所で東十両十三枚目に上がり9勝6敗と勝ち越しをきめ、さらに飛躍をという矢先でした。
6月16日に右膝前十字靱帯断裂を負傷してしまったのです。
手術後、3場所連読で休場し番付は西三段目の二十六枚目まで下がったのですが、そこからまた全勝優勝して幕下に戻ると
幕下十四枚目で4勝3敗、そして今場所の五月場所は西の十一枚目まで上がっていました。
幼少期
小学校1年の時から地元の中村相撲道場で相撲を始め、
小学校4年になると、今度は6年のときまで野球をやっていました。
中学校では柔道部に所属したりといろいろ経験をしてきたのですが
高校に上がったときから大学まで相撲部に籍を置き明治大学4年の時に
国体で個人ベスト32に入っています。
経歴
2021年3月場所で初土俵となるわけでしたが
新型コロナウイルス感染拡大防止のため前相撲は行われませんでした。
そのため前相撲を取る予定だった力士は全員が一番出世扱いとなり、
新序出世披露は翌5月場所の初日に行われることになったのです。
藤青雲は序の口でデビューしてから三場所すべてを白星で飾り21連勝を記録しました。
四股名は部屋の名前の「藤」と、四字熟語の「青雲之志」からとった「青雲」を合わせた「藤青雲」とし、東序の口二十七枚目でデビューすると
いきなり7戦全勝、さらに
全勝同士の対決で同部屋の勝呂を破り序の口優勝をしたのです。
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(Fc2)
翌七月場所の東序二段十五枚目でも、また7戦全勝しますが
今度は長内との優勝決定戦に敗れ
優勝は成りませんでした。
三段目に上がった9月場所でも7戦全勝で三段目優勝を果たします。
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(日刊スポーツより)
※過去の入門以来の連勝記録は佐久間山(現常幸龍)が持つ27連勝
序の口でデビューして、序二段、三段目と連勝を伸ばしていくのですが、
ほとんどの力士は幕下に上がったときに最初の取り組みで黒星を喫するのです。
三段目までは素質があれば突き押しだけで勝っていけます。
ところが幕下には関取経験者や先に三段目までを勝ち上がってきて、
幕下で連勝を止められた先輩力士がごろごろいるのです。
自分より一日の長がある力士は、それだけ修羅場を経験してきています。
今までの相手とは力が違うのです。
そうとは知らず、今までと同じ気持ちで臨むと「こんなはずじゃあ・・?」となるのです。
藤青雲も例にたがわず、幕下初戦の上戸戦で黒星を喫します。
その場所は3勝4敗と初めて負け越しを経験したのでした。
そこからが大変でした。
勝ったり負けたりの繰り返しで幕下時代が長くなるのです。
それでも9場所で新十両ですから早いほうかもしれませんね。
そして十両で靭帯を断裂します。
藤青雲は、やはりこのクラスにいるような力士ではありませんでした。
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3場所休場後の3場所目、令和六年五月場所 東幕下十一枚目、
怪物とうわさされる大学9冠の草野(伊勢が濵部屋)との優勝決定戦に勝利し7戦全勝優勝を成し遂げたのです。
藤青雲龍輝力士情報
本名 : 東 龍輝 (ひがし たつき)
生年月日: 平成9年12月5日(24歳)
出身地: 埼玉県朝霞市 → 熊本県熊本市西区
身長 ・体重: 178センチ 118キロ
大学: 明治大学
所属部屋: 藤島部屋
改名歴: 藤青雲 龍輝(ふじせいうん たつき)
初土俵: 令和3年3月
生涯戦歴 85勝35敗29休/120出(20場所)
十両戦歴 9勝6敗15休/15出(2場所)
幕下戦歴 48勝29敗14休/77出(13場所)
三段目戦歴 14勝0敗/14出(2場所)、2優勝
序二段戦歴 7勝0敗/7出(1場所)
序ノ口戦歴 7勝0敗/7出(1場所)、1優勝
前相撲戦歴 1場所
得意技は右四つからの寄りです。
決まり手は 寄り切りが 20回と多く、
上手投げ 5回 押し出し 5回 送り出し 3回
引き技を使わないようにしているのでしょうか、少ないです。
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