大波3兄弟の長男・若隆元、なぜまだ幕下?経歴、力士情報、部屋は?

日刊スポーツより

若隆元は大波3兄弟と呼ばれる力士の長男で、

弟に次男・若元春、三男・若隆景がいることはご存じのとおりです。

三男の若隆景に続き、2023年の初場所から次男の若元春が新小結として番付に載るわけですが、そのことは兄弟同時三役と各メディアが報じています。

福島県北地域ニュースより

 

三人の中で一番先に大相撲の世界に飛び込んだ長男の若隆元ですが彼だけ、なぜいまだに幕下なのか考えてみました。

 

若隆元はなぜまだ幕下にいるのだろう?

若隆元は祖父は小結・若葉山(時津風部屋・12代錣山)、父は幕下・若信夫(立田川部屋)という相撲一家に生まれました。

学法福島高校の時に福島県大会優勝の経験があり、在学中の2009年11月場所で初土俵を踏みました。

その後、序の口をひと場所で通過、序二段も2場所で通過したのですが三段目に入ると13場所も上がったり下がったりでぱっとしませんでした。

三段目は人数が多く九十枚目もあります。
少し勝ったくらいでは、たまに負け越すとなかなか抜け出せません。

2年後に6勝1敗と好成績を残せたので五枚目からやっとの2012年7月場所で幕下に昇進することができたのです。

ところが2016年9月場所、西幕下11枚目の時に左肩を負傷して途中休場し、場所後には手術を受けることになったのです。

翌11月場所も全休し、

2018年に東幕下七枚目まで上がると、そこから低迷が始まったのです。

福島民報より

 

幼少の頃の大波3兄弟(大波政志さん提供)です。

(左から)
長男の若隆元、三男の若隆景、次男の若元春

若隆元は長男として弟たちの面倒を見るなど、兄弟の中では一番温厚な性格の持ち主のようです。それは風貌からもうかがえます。

やはり格闘技を生業とする者にとって、優しい性格は

マイナス要因なのでしょうか・・

そして、身長は 184cmとまずまずなのに体重が 117kgというのは

力士としてははちょっと軽量すぎるのではないでしょうか。

体重こそ少し軽くはありますが、上背があるので沢山食べて稽古をすれば体重も増えてくるはずなのですが?
おそらく食べないんでしょうね・・・。

力士はあまりよくかまずに飲み込むそうですが、よく噛んで食べるので健康には良いのでしょうが、太るにはダメなんでしょうね。

よく噛んでいたらそんなに食べられませんから。

弟の付き人をしているそうですが、そこにも甘えがあるのではないでしょうか。

素質は絶対にあるはずで、あとはやっぱりなんとしても勝つのだという執念を持つことでしょう。

それには何かショックを受けるような、きっかけがほしいのですが・・。

荒汐親方にも注文があります。

若隆元を弟の付き人から外した方が彼のためだと思います。

この間まで若隆景の付き人をしていたのが今度は若元春の付き人になっている。

気心知れているのはいいのですが、どうなんでしょう?

荒汐部屋の優しい環境が、かえって彼を甘えさせているように思えるのです。

若隆元はまだ未婚です。下の弟二人は結婚していて子供もいます。

幕下では無給です。なぜ弟と比較されて、発奮しないのか?

頑張って関取、いえ、彼も三役になって、それこそ「三兄弟そろって三役!」とメディアを賑わしてほしいのです。

まだ31才になったばかりです。

頑張れ!若隆元。

若隆元力士情報

本名: 大波 渡(おおなみ・わたる)

生年月日:平成3年12月29日

出身地: 福島県福島市(学法福島相撲部)

改名歴 :大波 渡 → 若隆元 渡

四股名の隆元は戦国武将・毛利元就の3人の息子たちになぞらえたのですが、

長男の毛利隆元は戦国大名らしからぬ謙虚な人柄で、少年のころには人質として出されていた経緯もあります。

初土俵 :平成21年11月

生涯戦歴 :279勝230敗23休/509出(77場所)

決まりて: 押し出し 53回 寄り切り 40回

所属部屋は 荒汐部屋(師匠は元 前頭二枚目 蒼国来・そうこくらい)

若隆元近況

2024年の九州場所で首を痛めて休場したため西三段目の三枚目まで番付が落ちましたが
初場所、今のところ5勝1敗です。

同じ三段目ですが十四枚目の濱豊に負けたのは気になりますが

三月場所ではまた幕下に戻るでしょう。

 



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